「不妊症と中国漢方」
卵胞期の過ごし方 その2


中国漢方では、卵胞期には卵胞や子宮内膜の成長を促す陰血を補う食物や漢方薬を中心にとるようにします。これは「滋陰養血」といわれます。体外受精で卵子がとれなかったという話を聞きますが、この時期の養生がよくなく、卵子がうまく育たなかったのでしょう。

「滋陰養血」は原料をただ作ればいいのではなく、育てる力も必要でこれを陽気(熱エネルギー)といいます。最近、この陽気不足からくる、冷えを伴う低体温の人がいます。特徴は全身が冷えていて寒がり、体温が36℃以下。顔色が青白い、疲れやすい、風邪をひきやすい、低血圧など。卵子を育てる力が弱まり、見かけは十分大きくても中身は未熟ということもあります。空胞が多いと言われ、低体温で体が冷えていたら体を温めパワーをつけましょう。飲み物はシナモンや生姜を加えた紅茶、食事は穀物を中心に黒米等を配合したものがお勧め。カイロや腹巻きで腰を温めましょう。漢方薬では「滋陰養血薬」と「温陽薬」を併用。その効果は自覚症状だけでなく、基礎体温表が教えてくれます。


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