「不妊症と中国漢方」
2009年 新年を迎えるにあたって


皆様、いかがお過ごしですか。おかげさまでフローラ薬局も不妊で悩む多くの女性のよきアドバイザーとして少しはお役に立てたかなと思える昨年でした。妊娠、出産にまつわる多くのドラマが生まれました。

42歳のA子さんは子宮筋腫、内膜症、腺筋症を抱え、着床するのは奇跡に近い状態を乗り越えた妊娠でした。奇跡は現実に起きるから奇跡なんだということを実感しました。彼女の病態は、いわゆる瘀血。そこで血の巡りをよくする活血剤を中心に体作りをしたところ、1週間後の排卵で自然妊娠したのです。このことは誰もが信じられませんでした。B子さん(38歳)は4年の不妊治療で結果が出ず、ほかのところで漢方治療を1年、当院で周期療法を行った1年後、体外受精で授かりました。C子さん(33歳)は2度の稽留流産を経て、周期療法で5ヶ月目に妊娠。今、出産に向けて流産防止の漢方薬を服用中。D子さん(35歳)は基礎体温が上下に波動し無茶苦茶な状態で、1年前に流産。時間がかかるとみていたら、体が整ったのか基礎体温は同じなのに6ヶ月で妊娠。妊娠しないから基礎体温が問題になるのであって、妊娠すればそれでもいいのかなと思う症例でした。ただ、流産しやすいと思いますので妊娠中の養生が大切です。E子さん(38歳)も驚きです。体の冷え改善に漢方薬を飲み始めたら3ヶ月で妊娠。二人目を望んでいたのと生理が止まっていたので再び服用。すると、また3ヶ月で妊娠し逆子は1回のお灸で改善。出産時には陣痛を楽にする針と胎児の毒出しといわれる漢方薬を服用してもらいました。実はこれらの方法は私が妻に試したものばかり。子供たちはアレルギーもなく元気に育っています。E子さんの赤ちゃんも元気に育っているとのこと。E子さんは産後の肥立ちを改善する漢方薬を飲んでいます。よく目につくのがストレスによる心の冷え。多くの女性がとても疲れた顔をしています。ところが漢方薬や針灸を施すと、誰もがものすごく美人になるのです。ストレス→心と体の冷え→治療(温める)→ゆるむ→優しくなる→夫婦円満→妊娠。これが最近の傾向。温めるとよくなるのは、子宮が冷えて血の流れが悪いのかもしれません。腹巻きや腰巻が必要です。

今年も赤ちゃん誕生に向けて漢方薬と針灸治療でお手伝いさせて頂きます。


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